「社会の湯」につかって自分の持ち味を知る……企画者インタビュー 2ページ目 | RBB TODAY

「社会の湯」につかって自分の持ち味を知る……企画者インタビュー

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「社会の湯」
「社会の湯」 全 6 枚
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そして最終的に思いついた案が「銭湯」です。お風呂は入るのが楽しみな人もいれば腰が重たいと感じる人もいます。ですが、入って後悔する人は少ないと思います。社会に入ると楽しいことだけでなく、いろいろ辛いことがありますけど、最終的には「入ってよかった」と思えるところが似ていると思いました。

また、このサイトではさまざまな若手社会人のセンパイたちが「自分の持ち味」や「社会で働くこと」について真剣に語っています。画像撮影時に彼らには「お風呂は自分をさらけ出せる場所なので、後輩がOB訪問に来たかのように包み隠さず話してほしい」とお願いしました。

--- なるほど。センパイとお風呂に入り、働くことについてマジメに話しているような雰囲気なのですね。

原田さん:もしもサイトに来て、いきなり先輩たちが格式の高いお話をしていても、興味を持ってもらえないと思います。自分の学生時代を思い返してもそうです(笑)。だから、できるだけ企画の入り口は入りやすく、楽しそうな雰囲気にしておく必要がありました。

--- その通りだと思います。先ほど原田さんがおっしゃっていた、このサイトで伝えたい「自分の持ち味を活かせる仕事」とはどうやって見つけたらよいですか?

原田さん:「自分の持ち味」を知ることは、初めは誰もが難しいと考えるはずです。どうしたら伝えられるか……、といろいろ考えた結果、まずは他の人のサンプルを見てもらおうと思いました。「社会の湯」では、たくさんのセンパイが学生時代の経験と持ち味に気づいたエピソードを語ってくれています。それらのなかから気になる経験を持っている人を探してもらい、参考にしてほしいです。

たとえば学生時代に「飲食店のアルバイト」をやっていた人が何人か登場しています。持ち味は「誰とでも仲良くなれる!共感力No.1!」や「忍耐と強調が生み出す明るい空気」と様々です。それを仕事でどのように活かしているのか、ページのインタビュー記事や動画を見るとわかる仕組みになっています。

「社会の湯」には、この他にもたくさんの例が集まっているので、自分と似ている人、同じ経験をしていても持ち味が違う人などきっと見つかると思います。

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《佐藤隆博》

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